こんにちは!
IT(クラウド会計)と相続に強い
姫路の税理士・CFP🄬(ファイナンシャルプランナー)
宅地建物取引士・基本情報技術者
金城会計事務所の金城炅琠(かねしろよしのり)です。
本日は、インボイス制度について軽く説明したいと思います!←珍しく税に関するネタ?
インボイスが導入される前と導入された後で
具体的にどう変わったのか。
インボイス制度はいつから?
インボイス制度は、令和5(2023)年10月1日に開始されました。
インボイスが導入されると消費税はどう変わる?
具体的な数字を入れて確認してみましょう。
インボイス開始前
免税事業者(消費税の支払いが免除されている事業者)から
購入した商品について消費税を支払っても
課税事業者(消費税の支払い義務がある事業者)は、
自分の消費税の支払いをする際、計算上差し引くことが出来ました。
売上として預かった消費税が100万円
仕入・経費(全て、免税事業者のものとします)として
支払った消費税50万円だった場合
支払う消費税は、100万円-50万円=50万円だったのが
インボイス開始後
インボイス登録していない事業者に支払った消費税50万円全部を差し引けず
50万円×(注)80%=40万円(取引したのが令和5年10月1日の場合)が
差し引き出来る金額となり
支払う消費税は、100万円-40万円=60万円
インボイス開始前とインボイス開始後で
消費税を支払う金額が10万円増加します。
ちなみに、消費税増加分50万円-40万円=10万円は、経費になります。
(注)インボイス登録していない事業者に支払った消費税を差し引き出来る割合は
令和5年10月1日~令和8年9月30日までは、消費税の80%
令和8年10月1日~令和11年9月30日までは、消費税の50%
令和11年10月1日以降は消費税は全部差し引き出来なくなります。